眼精疲労と肩こりを解消改善させるセラピスト向け指圧マッサージ施術法マニュアル
指圧セミナーを主催させていただいております甲地直矢です。

※指圧施術技術の向上に特化した無料メルマガに登録して施術に活かしてみましょう。
すぐに使える指圧(揉みほぐし)技術や考え方などを得ることが出来ますよ!
メルマガ解除はワンクリックで出来ますので安心してください。
パソコンやスマホで目を酷使するお客さんの多くは、眼精疲労と肩こりを同時に抱えています。
しかし、そのつながりを解剖学的に理解し、狙うべき筋肉と反応点を正確に押さえているセラピストは意外と多くありません。
本マニュアルは、セラピスト向けに「眼精疲労と肩こりを解消改善させる指圧マッサージ施術法マニュアル」として、拇指圧を中心に、安全かつ効果的にアプローチする具体的手順を体系化しました。
眼精疲労に関与する筋肉と神経、頸椎の形状、そして肩こりとの連動まで。
解剖学に基づいた施術の全体像を、順を追って解説していきます。
眼精疲労と肩こりを解消改善させる指圧マッサージ施術法マニュアルの全体像
この章では「眼精疲労と肩こりを解消改善させる指圧マッサージ施術法マニュアル」の全体像を、やさしく整理してお伝えします。
施術に自信がないと感じているセラピストさんでも、解剖学の用語に振り回されず、「ここをこう押せば、なぜ楽になるのか」がイメージできることを目標にしています。
拇指圧を中心に、安全で再現性の高い手順を身につけることで、お客さんに安心感と信頼を感じてもらえるような施術の土台を一緒に作っていきましょう。
肩こりと眼精疲労を解剖学観点から関与を解説
肩こりと眼精疲労は、別々の不調に見えますが、解剖学的には首・肩・頭部の筋肉や神経を通じて密接につながっています。
眼を使い過ぎると、後頭部〜首の深層筋(上斜筋・下斜筋・後頭直筋群など)が緊張し、その緊張が僧帽筋や肩甲挙筋へと波及して肩こりを引き起こします。
また、長時間のスマホやPC作業で頭が前に出た姿勢になると、頸椎の正常な構造が崩れ、眼のピント調節にも負担がかかりやすくなります。
眼精疲労に関与する筋肉名すべてと解剖学
眼精疲労には、眼球そのものを動かす筋肉と、眼を支える頭・首の筋肉が関わります。
ここでは、「どのあたりにあり、どんな働きか」をイメージできることを目指しましょう。
代表的な筋肉をまとめると、次のようになります。
| 筋肉名 | 主な位置 | 主な働き |
|---|---|---|
| 上直筋・下直筋 | 眼球の上・下 | 眼を上下に動かす |
| 内直筋・外直筋 | 眼球の内側・外側 | 眼を左右に動かす |
| 上斜筋・下斜筋 | 眼球の斜め方向 | 眼を斜め方向に調整 |
| 眼輪筋 | まぶた周囲 | まぶたを開閉する |
| 後頭下筋群 | 後頭部〜上位頸椎 | 頭の微妙な角度調整 |
ここでは筋肉名は覚えなくてよく、こういう動作にそれぞれの筋肉が働くのかという理解でOKです。
眼精疲労由来の肩こりに関与する筋肉名
眼精疲労がきっかけで起こる肩こりは、ただの筋肉疲労ではなく、「頭と眼を支えるためにがんばり過ぎている筋肉」に負担が集中している状態です。
とくに重要なのが、後頭部から肩甲骨上部にかけて広がる僧帽筋上部線維、首の側面から肩甲骨上角に付着する肩甲挙筋、そして深部で頸椎を支える頭板状筋・頸板状筋などです。
これらの筋肉は、長時間の前かがみ姿勢と眼の酷使で緊張しやすく、拇指圧で丁寧にほぐしていくと、眼の奥のスッキリ感とともに肩の軽さも実感してもらいやすいポイントです。
「後頭部から肩にかけてのライン全体が関与している」と理解しておいてください。
眼精疲労が起こりやすい頸椎の形状
眼精疲労が起こりやすい方は、頸椎(首の骨)のカーブがまっすぐに近づいた「ストレートネック」や、頭が前方に突出した姿勢になっていることが多いです。
本来、頸椎は前方にゆるやかなカーブ(前弯)を描き、頭の重さをバランスよく支えています。
ところが、長時間のPC作業やスマホ操作で、頭が前に出る姿勢が続くと、頸椎のカーブが失われ、後頭下筋群や僧帽筋上部線維が常に引っ張られた状態になります。
この状態が続くと、眼球の位置や頭の角度を微調整するための筋肉が休めず、眼精疲労と肩こりが慢性化しやすくなります。
施術中は、お客さんの頭の位置や首のカーブを優しく観察し、「ストレートネック傾向があるか」を意識して触れるだけでも、拇指圧するポイントや圧の方向がより的確になっていきます。
眼精疲労由来の肩こりで関与する筋肉名
眼精疲労が原因となる肩こりでは、首と肩をつなぐ筋肉だけでなく、胸側や前面の筋肉も大きく関与します。
たとえば、斜角筋群(前・中・後斜角筋)は首の前側〜側面に位置し、呼吸や頭の安定にも関わりますし、大胸筋・小胸筋は猫背姿勢を助長し、肩を前方に引き込むことで肩こりを強めます。
さらに、菱形筋や肩甲挙筋、僧帽筋中部線維など、肩甲骨を支える筋群も、眼精疲労による姿勢変化の影響を強く受けます。
- 僧帽筋(上部・中部)
- 肩甲挙筋
- 斜角筋群(前・中・後)
- 菱形筋
- 大胸筋・小胸筋
上記筋肉名は施術に重要になってくるので、ここは暗記ではなく、場所だけ覚えてください。
施術の安全性と禁忌事項
眼精疲労と肩こりへの指圧マッサージ施術では、効果以上に大切なのが安全性です。
とくに、目の周囲や首・頸椎付近はデリケートな神経や血管が多く通るため、
禁忌や注意点を、あらかじめ整理しておくと、安心して施術を進められます。
| 状況 | 禁忌・注意点 |
|---|---|
| 強い頭痛・めまい | 原因不明の場合は施術を中止し、医療機関受診をすすめる |
| 急性炎症・外傷 | 首・肩・眼周囲の腫れや熱感がある場合は施術を行わない |
| 重度の高血圧・心疾患 | 強い圧や長時間のうつ伏せは避け、医師の許可を優先 |
| 眼科疾患(緑内障・網膜剥離など) | 眼周囲への直接の強圧は禁忌 |
眼精疲労に特化した指圧マッサージ施術の基本理論
この章では、眼精疲労そのものに焦点をあてて、指圧マッサージの基本理論を整理していきます。
どの筋肉や神経が関わっているのか、どこに反応点(ツボ・トリガーポイント)があり、どの方向に拇指圧をかけると安全で効果的なのかを、順を追って確認していきましょう。
関連する筋肉名と神経
眼精疲労の施術で押さえておきたいのは、眼球そのものを動かす筋と、それを支配する神経に加え、後頭部〜首の小さな筋肉と神経のつながりです。
一応ですが、関与する筋肉名を挙げます。
甲地が思う筋肉名を挙げるので他にももっと重要筋があるかもしれませんが、まずはいろんな筋肉が関与しているんだなと理解しましょう。神経系も上げておきますが、施術に使わない部分なので必要がないと思ったらパスしてPKです。
- 眼球筋:上直筋・下直筋・内直筋・外直筋・上斜筋・下斜筋
- 表層筋:眼輪筋、前頭筋
- 深層筋:後頭下筋群、頭板状筋、頸板状筋
- 関連神経:動眼神経、滑車神経、外転神経、三叉神経、頸神経後枝
眼精疲労施術に重要な反応点の正しい位置
眼精疲労に対する指圧マッサージでは、眼のまわりだけでなく、額や頭皮、後頭部、首の付け根にある反応点がとても重要になります。
これらのポイントは、眼の筋肉だけでなく、三叉神経や後頭神経など、感覚神経の集まるエリアと重なっており、拇指圧でアプローチすることで、眼の疲れと頭重感を同時に和らげることができます。
| 反応点の名称(目安) | 位置の目安 | 主な効果のイメージ |
|---|---|---|
| 眉頭付近 | 眉の内側のくぼみ | 眼精疲労、鼻根部の重さの緩和 |
| 眉中央〜眉尻付近 | 眉弓の骨の縁 | 前頭部の緊張緩和 |
| こめかみ部 | 眼窩外側のやわらかい部分 | 側頭部のこり、眼の圧迫感の軽減 |
| 後頭骨下縁 | 耳の後ろから首の中央へ向かうライン | 後頭部〜眼の奥の痛みの緩和 |
眼精疲労施術に適した圧の方向
眼精疲労への指圧では、「どの方向に圧を入れるか」がとても大切です。
同じ強さの拇指圧でも、方向を少し変えるだけで、お客さんの感じ方や効果が大きく変わります。
とくに、眼の周囲や額では、骨の形状に沿って斜めに圧を入れることで、施術がしやすくなります。
- 眉頭〜眉中央:骨に対してやや斜め上・内側へ向けて軽く圧を入れる
- こめかみ部:頭頂方向へ向けて、ゆっくり円を描くように圧を加える
- 後頭骨下縁:頭蓋骨の縁に向かい、やや斜め上に引き上げるような圧
- 首の付け根:足方向ではなく、やや頭側・内側へ「包み込む」イメージで圧
眼精疲労由来の肩こりに特化した指圧マッサージ施術の基本理論
この章では、眼精疲労が原因となっている肩こりに対して、どのように拇指圧を組み立てていくかを解説します。
「肩がつらい」と訴えるお客さんに対しても、眼精疲労との関係をイメージしながら施術することで、肩だけでなく首・後頭部・眼まで同時に軽くなったと感じてもらいやすくなります。
眼精疲労由来の肩こりで重要な指圧ポイント
眼精疲労由来の肩こりでは、肩そのものだけでなく、「首の付け根〜肩上部〜肩甲骨内側」にまたがるエリアが重要な指圧ポイントになります。
とくに、僧帽筋上部線維の筋腹、肩甲挙筋の付着部、肩甲骨内側縁に沿った菱形筋のポイントは、多くのお客さんが「そこ、痛気持ちいい」と感じる場所です。
これらのポイントは、眼精疲労によって頭の位置が前方にずれた結果、常に引っ張られているため、硬くなりやすくなっています。
- 首の付け根(後頭骨下縁〜第7頸椎周辺)
- 肩上部(僧帽筋上部線維の中央よりやや外側)
- 肩甲骨上角付近(肩甲挙筋の付着部)
- 肩甲骨内側縁(菱形筋・僧帽筋中部線維)
眼精疲労と肩こりを同時に改善させる筋肉名と指圧ポイント
眼精疲労と肩こりを同時に改善させるには、頭・首・肩をつなぐ筋肉に注目することが大切です。
「後頭部から肩甲骨までをつなぐライン」としてイメージすると、施術の組み立てがぐっと楽になります。
代表的な筋肉と、その指圧ポイントを整理しておきましょう。
| 筋肉名 | 主な指圧ポイント | 期待できる効果 |
|---|---|---|
| 後頭下筋群 | 後頭骨のすぐ下、首との境目 | 眼の奥の疲れ、頭重感の軽減 |
| 僧帽筋上部線維 | 首の付け根〜肩の一番高い所 | 肩こり、首のこわばりの緩和 |
| 肩甲挙筋 | 肩甲骨上角付近 | 首をすくめる癖によるコリの解消 |
| 菱形筋 | 肩甲骨内側縁 | 猫背姿勢の改善サポート |
眼精疲労由来の肩こりで関与する筋肉と繋がっている筋肉名
眼精疲労由来の肩こりでは、首や肩だけでなく、胸や背中までつながりを持つ筋肉が関与しています。
この「つながり」をイメージしながら施術してみてください。結果を出せる施術を提供できるようになりますよ。
- 僧帽筋:後頭部〜背中中部まで広がり、菱形筋・広背筋とも連動
- 肩甲挙筋:頸椎横突起から肩甲骨上角へつながり、僧帽筋上部と重なり合う
- 大胸筋・小胸筋:肩を前方に引き込み、僧帽筋中部・菱形筋の緊張と関連
- 頭板状筋・頸板状筋:後頭部〜頸椎・胸椎上部をつなぎ、姿勢全体に関与
「首をゆるめると、胸や背中もゆるみやすい」「胸を開くと、肩と眼が楽になる」といった体の連鎖を意識して施術できるようになるのが最終ゴールですよ!
眼精疲労と肩こりを同時に緩和させる施術の進め方
ここでは、眼精疲労と肩こりを同時に緩和させるための、実際の施術の流れを整理していきます。
解剖学的な筋肉名を確認しながら、「どの順番でどこから拇指圧していくと、安全で効果的か」をお伝えします。
指圧マッサージ施術の順番を筋肉名で解説
眼精疲労と肩こりを同時にケアするには、まず後頭部〜首の付け根の深層筋をゆるめ、その後に僧帽筋や肩甲挙筋など表層の筋肉へと広げていきます。
| 段階 | 主なターゲット筋肉 | 施術イメージ |
|---|---|---|
| 1 | 後頭下筋群 | 後頭骨下縁を拇指圧で緩める |
| 2 | 頭板状筋・頸板状筋 | 首の指圧で首を緩める。 |
| 3 | 僧帽筋上部線維 | 首〜肩を緩める。 |
| 4 | 肩甲挙筋・菱形筋 | 肩甲骨上角〜内側縁を重点的に指圧で緩める。 |
やはり、ここは王道である施術の流れが1番良いと、甲地は思います。色々と試しましたが、上記の流れを参考にしてください。
仰向け施術の順番を筋肉名で解説
仰向けでの施術は、眼の周囲や額、首の前面にもアプローチしやすい体位です。
ここでは、仰向けでの大まかな順番を筋肉名とともに整理しておきます。
- 1.前頭筋・眼輪筋:額〜眼の周りを、骨に沿って拇指圧
- 2.側頭筋:こめかみ〜側頭部を、円を描くように指圧
- 3.胸鎖乳突筋:首の前側〜側面を、走行に沿ってほぐす。
- 4.斜角筋群:鎖骨上窩〜首の側面を、指圧する。ここでのほぐれ度合いが大事かも。
- 5.大胸筋・小胸筋:肩の前面〜胸部上部を、緩める。
首のストレッチ法
首のストレッチは、指圧マッサージと組み合わせることで、眼精疲労と肩こりの緩和効果をいっそう高めてくれます。
ここでは、お客さんに受動的に行う、シンプルで安全性の高いストレッチをお伝えします。
強く引っ張るのではなく、「気持ちよく伸びるところで止める」ことが大切なポイントです。
- 前屈方向:後頭部を支え、あごを胸に近づけるようにゆっくり倒す(後頸部〜後頭下筋群の伸張)
- 側屈方向:片側の肩を軽く押さえながら、頭を反対側に倒す(僧帽筋上部・肩甲挙筋の伸張)
- 回旋方向:あごを水平に保ちつつ、左右にゆっくり振り向く(胸鎖乳突筋・板状筋の伸張)
- 斜め前方:やや斜め前に倒すことで、特定の筋線維(肩甲挙筋など)を狙って伸ばす
ストレッチ中は、お客さんの表情をよく観察し、「痛みが出ていないか」「力んでいないか」を確認しながら、声かけを心がけてみてください。
眼精疲労と肩こりを同時に解消改善させる施術法のまとめ
ここまで、セラピスト向けに眼精疲労と肩こりを解消改善させる指圧マッサージ施術法マニュアルとして、解剖学の基本から、拇指圧の方向、施術の順番までを一通り整理してきました。
まずは「後頭部〜首〜肩上部」のラインだけでも、自分なりのルーティンを作ってみるところから始めてみてください。
経験を重ねるうちに、「このお客さんには、こめかみと胸の前面を少し多めに」「この方には首のストレッチを入れてみよう」といった工夫が自然と生まれてきます。
拇指一つひとつの圧に、意図と解剖学的な理解が込められていれば、必ず良い施術が提供できるようになるので、焦らず、一緒に少しずつ技術を育てていきましょう。
筋肉と神経の関係、頸椎の形状、反応点の位置、拇指を用いた拇指圧の方向や深さを理解することで、安全性を確保しつつ高い効果を狙えます。
お客さんの眼精疲労由来の肩こりを的確に見極め、仰向け施術や首のストレッチを組み合わせれば、全身の負担軽減にもつながります。
施術前後の状態評価を習慣化し、個々の反応に応じて圧や手順を調整することで、再現性の高い結果が得られ、信頼される専門家としての技術が磨かれていくはずです。
頑張って行きましょう。
応援してます!
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
● 甲地直矢の指圧セミナー本講座の前におこなう体験会について
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
指圧セミナー本講座前には体験会から参加のシステムです。
お問い合わせはメールでどうぞ。
甲地から直接ご連絡させていただきます(^^)
⇒ http://column.shiatsu-kochi24.com/trial/
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
● 指圧セミナー本講座とは?
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
1:指圧(揉みほぐし)施術で自信を持ちたい向け。
指圧セミナー参加者全体、
指名率30~40%も上がっているセミナーです。
・正確な圧を入れるポイント
・体重圧の施術姿勢
・圧の方向
・施術の流れ
・筋肉の緩めかた
すべてをマンツーマンで学べるのは
日本でもこのセミナーだけ!
先ずは体験会から参加して
実際に成長を感じてみてください。
お問合せ
⇒http://column.shiatsu-kochi24.com/cource/
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
● 特別セミナーとは?
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
指圧セミナー修了者限定セミナー。
指圧(揉みほぐし)で痛みを改善させる手技を習得!
・寝違え
・50肩
・腰痛
・坐骨神経痛
・その他
セミナー詳細はコチラ⇒https://massage-shiatsu24.com/
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
● 出張セミナーとは?
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
甲地が出張します。全国対応です。
3名以上の参加者が対象です。
企業様・サロン店全体の底上げをサポート!
詳細はこちら⇒http://column.shiatsu-kochi24.com/houmon/
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
■公式YouTube
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
指圧・マッサージの手技向上ノウハウを無料で公開しています。
ぜひご覧ください。
【公式YouTubeはこちら】